稲荷市

沼津を楽しんでもらう際にはぜひ知っておいて欲しいことがある。  

それは、毎月15に開催される稲荷市のことだ
ここでは、地元の特産品や、各地の名産品など普段は滅多にお目にかかれない物で溢れている!
また、食品のみならずハンドメイド雑貨出店が見られることもあるという。

あげつち商店街が舞台であるこの稲荷市では、商店街からもこのとき限定のメニューを販売することが多い

地元沼津の物はもちろん、県外からも出展される珍しい品のオンパレードに、色々な発見があり、あなたは心躍ることだろう

朝早くであろうとも、多くの客でにぎわう様子はさながら小さな『町』にも見える。

稲荷市は、毎月ごとで異なった“町”を我々に見せてくれるのだろう

気になったら忘れないうちに行ってみよう!

 

 ――しかしだ、
ついつい物珍しさに使い込んでしまわないようにだけは、気を付けてほしい

狐の嫁入り行列

見よ!これが盛大な結婚式だ!皆で参加だ!
そこにいる君も!

きつねの嫁入り行列は上土(あげつち)にある上土朝日神社、毎月15日に開催しているいなり市、そして、沼津の創作童話に存在するお話を合体させて八年前から開催されているイベントだ。

これは実際に結婚するカップルを募集し、宮司(神社の神官)を呼び、結婚の儀式を行う
和の結婚式であるが、普通皆が想像する類の結婚式よりも、盛大に行われることが特徴だ

 

このなんとも不思議な結婚式の当日は、上土朝日神社近くで無料でキツネのメイクを施してくれる
メイクを施すのは地元学生の皆さんや、商店街の方々

また、結婚の儀式後に行われる
上土稲荷神社から仲見世商店街へと回り、また上土稲荷神社へと帰るという
当イベント名物の行列に誰でも参加できる

この結婚式におけるバージンロードはとても長い
我入道から渡し船で花嫁を送り、上土でお婿さんは待つ
そして、二人は出会い、上土朝日神社の前で結婚式を行う
新郎新婦が人力車に乗り、商店街の周りをまわるのはその後だ
商店街をまわる際、彼らの親族(キツネのメイク済み)が人力車の後に続く
他の参加者達も彼らについていく
ゆっくり歩くのでシャッターチャンスはたくさんある

たくさんの方々の洗礼の中、結婚式をする。女性にとってはとても幸せだろう。

 

フリーマーケットもやってる!
警備員も狐!?

 

意外な繋がりがココに

上土朝日稲荷神社は1579年に武田勝頼が三枚橋城を建築する際、城の守護として稲荷・天神社を場内に祭ったのが始まり
つまり、対立していた北条水軍の長浜城と繋がりがあるのだ。(詳しくは長浜城ページにて)

1777年にもともとあった稲荷・天神社を上土裏通りの旧城址の古堀跡(六軒町)に移築したようだ。明治18年には八幡町の八幡神社内にまた移動し、その後、現在の上土にしずまった。

 

参考:きつねの嫁入り行列  沼津あげつち商店街
http://numazujournal.net/2013/10/きつねの嫁入り

グランマ

お菓子の家らしき場所を発見!
なんだろう?早速、行ってみよう!ってこれ関係者用なの!?

 初めて見た客人は皆そう思うだろう
このケーキ屋、グランマはお菓子の家のような外観――ではなく、隣、写真奥側のほうである
お菓子の部屋の方にある扉はあくまで調理室。
間違えて開けてしまう人も多いだろうが、関係者以外立ち入り禁止なのでお気をつけて

 

創業は明治34年、御用邸にお菓子を納めていた名店として長く愛された旭園本店(当時のグランマ)。沼津市内で初めてカステラを販売した店ともいわれている。しかし、15年前に閉店した

では何故、今はやっているかって?それは5代目店主が神奈川や県内の洋菓子店で12年〜13年間の修行を積み、グランマとして復活させたからだ。

沼津で生まれ育ち、沼津のものを県外に発信できるお店にしていきたいという想いから、地元の素材にもこだわって手作りしているそうだ。

例えば卵は富士山麓で育った後藤要養鶏場の新鮮なものを使用し、弾力と鮮やかなオレンジ色をした卵がコクを引き立たせる。

グランマは店の外見からして、子供や女性向けのイメージがある。ほとんどのケーキ屋はそうではないだろうか。しかし、実際に行ってみると奥の方にイートインコーナーがあり、男性でも気楽にいけそうな雰囲気がお菓子の甘い香りと共に漂う。そこで一休みするのもいいのではないだろうか。

 

ティータイムは
あなたの好きなカップで!

ケーキと一緒に注文できる紅茶やコーヒーは、この写真に写っているティーカップの中から選べる。和風でシックなものから欧風で煌びやかなものまである。これらはオーナーの母親が趣味で集めていた物だ。ケーキの色に合わせたり、今の気分に合わせて飲むのはいかがだろう。

ケーキの方も様々な種類があり、どれも美味しそうで選ぶのに困ったほどだ。この写真を見れば一目瞭然だろう。

沼津駅南口から徒歩約10分
営業時間:11:00〜20:00
定休日:水曜日

参考:グランマホームページ

つじ写真館

ミニブタ、さくらに会える!
フレンドリーかつ家族の温かみを感じる写真館!

2002年4月25日生まれの雄(オス)、14歳のさくらは写真館のアイドル的存在
ぜひあなたにも一度会って頂きたい。

モットーは「信頼と技術の店」

つじ写真館はメイク、衣装など、トータルでやってくれる写真館である。店の方々は皆フレンドリーであり、「皆に親しまれる写真館」を心がけているようだ。ここの待合室は気楽によっていける雰囲気を漂わせている。

この写真館はラブライブサンシャイン、またそのファンにすごく好印象を持っているようで、近くにある掲示板はクオリティーの高い、当商店街付近に住まうヨハネの絵が描かれていた
また、店内もヨハネ一色だった

写真館らしく、交流ノートではなく、「交流アルバム」になっていて
ファン達にここでプリントアウトした写真をアルバムに加えてもらっている。

現在では年越しを前にして7冊目を超えた
寄稿者からベストセレクションで店前の黒板に飾られるほど、その撮影範囲は多岐にわたる

 

日本一のバリスタが手がけたオリジナルブレンド!

つじ写真館ではオリジナルコーヒーの販売も始まり、ヨハネブレンドとサンシャインブレンドというコーヒーが売られている。
これは二つとも粉状態であるので、購入後すぐに飲めることがポイント。
日本一のバリスタが手がけたブレンドなので味は保証されていて、それでいて相場のお値段よりも安価なことが皆様の手を伸ばしやすい利点である

ヨハネブレンド   :チョコメイン

サンシャインブレンド:柑橘系フレーバー

お値段なんと、双方ともに850円である
是非、その味を実感していただきたい

 

〒410-0802
静岡県沼津市上土町36
TEL 055-962-1384
FAX 055-951-2688
定休日/毎週水曜日
営業時間
9:30~19:00(平日)
9:30~18:00(日/祭日)

つじ写真館ホームページ