ラブライブサンシャインの主人公高海千歌の実家である旅館
十千万旅館のモデルとなっているのがこの安田屋旅館
こちらの旅館、創業が明治二十二年、国登録の有形文化財にも指定されている老舗の旅館。
昭和二十二年の二月頃には、半月ほどあの太宰治が宿泊し、名作の一つである斜陽の第一章と第二章を執筆した。
今でも太宰治の宿泊した部屋はご健在。宿泊可能なこちらの部屋は遊覧船の船着き場と、晴れの日には富士山がよく見える展望の良い空間である。
また、こちらの旅館では日帰り入浴という形で天然温泉に浸かることができる。
一日内浦の地を巡った自分へのご褒美として、体を暖かな湯でねぎらってあげるといいだろう。
他にも予約制ではあるものの昼食をとることができ
旅館内には太宰治の資料室が備えつけられていたりと
優雅かつゆったりとしたひと時を味わえるサービスが多く存在する。
海を眺め、部屋で時間を過ごすうちに、あなたもきっと筆を執りたくなるのかもしれない。
おそらく今も太宰治は、部屋の中で生き続けているのである。
・住所
静岡県沼津市内浦三津19
・TEL
055-943-2121
・FAX
055-941-3441
・日帰り入浴
1000円(バスタオルレンタル200円)
・宿泊料金
ホームページ参照
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